上高地〜涸沢 DAY,1 8/13

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長年の憧れである北アルプス、涸沢に行ってきた。

仕事をそそくさと片付けると、上高地行きの夜行バスに直行。
夜になっても気温が下がらず、バスに乗る時点で汗だく。

ハイシーズンのみ関西からも出るさわやか信州号は満席。

さわやか信州号と車体プリントしたバスかと思ってたけど、
どうやら各バス会社の共同運行みたいで色んなバス会社の車体が並んでいた。
眠れるか心配だったけど4時間ほど熟睡できた。

目が覚めれば既にバスはアルプスの山麓に。
緑深い山々に興奮し、一気に目が冴える。
定刻通り午前6時に上高地着。

続々と夜行バスが到着し、
早朝のバスターミナルは大きなバックパックを背負った登山者であふれかえった。
着替えと朝食を済ませて7時にハイクスタート。

スタートしてすぐに河童橋をパス。
天気はよくなりそうだ。

涸沢でいいテント場を確保しようとダッシュをかける人が多い。
ぼくらは写真を撮りつつのんびり行くのでどんどん抜かしてもらう。

40分ほどで明神着。
中国人ツアーが20名ほどのパーティーで来ている。
あと韓国からのツアーも多く見かけた。
道をゆずると「カムサハムニダ」

雲がぐんぐん上がって行き、明神岳もクリアに見えてきた。
天気は回復の予感。

快適なトレイルが続き、テンションは上がる。
空気は最高に美味く、汗もあまりかかず体調は快適そのもの。

梓川に沿って上流の彼方へと峰々が折り重なる。
ここの風景も凄いけど、ジョンミューアトレイルってこの10倍ぐらい凄いんだろうかとか想像しながら行く。

8時40分徳沢着。
ここはキャンプ場みたいな所で快適なテン場がある。
炊事場に水洗の公衆トイレ付き。
さっそくテントを設営する人も。

気付けば針葉樹林が目立つ所まで来ていた。
緑が新緑の様に美しく、植生も豊か。

9時50分横尾着。
ここからいよいよ急峻な登りに入る。

屏風岩を仰ぎ見ながら行く。

11時本谷橋をパス。
横尾からだと思っていた激しい登りはここからが本番だった。

横尾からはトレイルが細くなるので各所で大渋滞が発生。
テントを早く張りたい人はイライラして後ろに迫ってくる。
先に行って貰うが急いでも到着時間に大差はない。

いよいよ雪渓が見えてきた。
もう少しでおでんが食える。

13時ついに憧れの涸沢着。
もう既にたくさんのテントの花が咲いている。
左上は涸沢小屋。

テント場がガレ場なので早くいい場所を確保したがるのがよくわかる。
ぼくらは運良くいい場所が残っていた。

大雪渓を目の前にした最高の立地の物件。

あの先に明日目指す北穂はある。

軽食を食べて、涸沢ヒュッテのテラスでおでんを食べて和んでいると変な雲が。

天気は大丈夫なのか?

日が落ちる頃にはぽつぽつと降り出してきた。
慌ててヒュッテのテラスに行き、今回必ず撮りたかったテント場の夜景を撮影。

明日の天気はどうなるんだろうか?
膝の調子も今の所はいい、不安材料は天気のみだ。

つづく