東京’s東京 2010

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東京にルーツがある妻と結婚してから
東京に行く機会が増えた。
と言っても今回が三度目だが。

今回は東京在住10年の義妹が
あちこちと連れて行ってくれた。

まずは夢の国。

行った事が無かったので
一度でいいから行っとけと妻がうるさいので
仕事終わってすぐに飛び乗った新幹線で
東京着後、直行。

東京着いて新幹線の改札抜ける時に
「切符をお取りくださ〜い」って
係員が何人も叫んでいるのに、「なんで?」とか
思いつつ京葉線までひたすら歩く。

そのまま京葉線のホームに着いて
「ここって駅構内なん?」って疑問とともに
切符の取り忘れに気付いて新幹線の改札までダッシュで戻る。

今まで海外に何度も行ったけどこんなトラブルは
初めてで、もの凄く不安になった。
海外より難しいよ。

そう言えばこの前は飛行機で来て品川駅使ったので
東京駅は初めてだ。
改札構内の広さに唖然とした。
大阪駅の10倍以上?

二日目にかねてより行きたかった三鷹のハイカーズデポへ。

家の近所に有るSky High Mountain Worksとこちらは
UL系ハイカー御用達のコアなアウトドアショップだ。

憧れのハイカーサコッシュを購入。
サイズ、ショルダーベルトの長さ、ストレッチの効いたメッシュポケットと
どれをとっても最高の免品。

店番もPCTスルーハイクから帰って来たばかりの気さくな兄さんがやっていた。

出版界の聖地、神保町もぶらぶらとした。

こういう高低差がそそる。

夜は妻の友人も合流して埼玉へウイグル料理を食べに。
日本で行く三件目のウイグル料理屋だがここはレベルが高かった。
現地で食べたウイグル料理そのものだった。
シシカバブは肉が柔らかくて香辛料もほどよく効いている。

ラグメンも毎日食べていたあの味に違いない。

その後、SHIBUYAへ。
交差点を激写しまくる。

三日間義妹の家で世話になったのだが
家の周りの雰囲気がかなり気に入った。
「東京にもこんなところがあるんや〜」
と驚いたがむしろこれが「東京」らしい。

猫。
曲がりくねった細い道。
緑の多い家。
23時過ぎても閉めないパン屋。
静かな住宅街を走り抜ける列車。
団地と池と釣り人。
小さな神社。










まさにDEEP。
以前住んでいた阿倍野区の東天下茶屋周辺に似てなくもない。

そばも食べた。
東京はそば屋が多い。
そして美味い。

シメは暮れなずむ柴又にたたずむ寅さん。

今回でかなり東京が分かってきた。

最新のものから古いものまで何でもある。
新しいものは時代の先端を行っていてさり気なくとけ込んでいる。
古いものはそれを必要とする人間が居ていい形で残っている。

商店街がどこも健在で賑わっている。
地方だと郊外にモールが出来て即シャッター街なんだけど。

東京の人は意外と喋る。
店の人がどんどん話しかけてくる。
そして必ず出身地を聞いてくる。

色んなカテゴリーの人が居る。
色んな遊びがある。
刺激が多すぎる。

吸収して成長に変えれるか、
飲み込まれるか、
自分次第で良くも悪くもなる街だ。