8月の穂高行きのためにトレーニング登山に行ってきた。コースは定番の東六甲縦走路。ちょうど梅雨明けで天気は今までの長雨が嘘のような快晴。おまけに猛暑。山は高地に行けば涼しいのものだが、登っても登っても涼しくならないのが六甲山だ。芦屋川を7時に出発して、1時間ぐらいで汗びっしょりになってしまった。
風吹岩から大阪市中心部と淡路島がクリアに見え、上空を見上げると、空は何処までも青く澄んでいた。
途中で何人もの人が道に迷っている場所があった。僕らもその場所経由だったので行ってみたのだが、正しい道が掴めずあきらめて別ルートで登った。六甲山は地図に載っていない道や獣道が無数に走っていて意外と迷うことがある。
ローペースでちょうど12時に最高峰着。12時半スタートで宝塚を目指したのだが、この宝塚までの道はいつ来ても長く感じる。ほぼ変化の無い単調なトレイルが続くためだろうか、なんだか飽きてきてしまいには眠たくなってくる。ここまで歩き続けていると疲れも出てくるので、パーティの場合、コミュニケーションが重要になってくる。ぼくら以外に3組の夫婦が宝塚を目指していたが、抜きつ抜かれつしていた若い夫婦が途中で喧嘩をしていた。こちらも妻が「まだ?」とか言い出したので「まもなくキックオフ」「CMの後いよいよ」とか適当に答えといた。
宝塚までは、時たま視界が開けて街が見えるぐらいしか楽しみの無いルートだけど、体力と精神のトレーニングにはよいコースかもしれない。結局宝塚着が16時半、全行程約10時間で終了。