大峰山 弥山〜八経ヶ岳 5/4-5/5

posted in: 近隣の山 | 2

ゴールデンウィーク、
つかの間の休みが取れたので大峰山テント泊へ。

Day1

行者還西口トンネルからのアプローチ。
このコースは5年ぶりぐらい。

朝5時半に西宮を出て、
下市口駅下車後バスで天川川合着が9時。

アルプスがまだまだ雪深い今の時期、
関西で本格的に楽しめるのは大峰山ぐらいなので
阿倍野橋駅発の近鉄電車内はバックパックを背負ったハイカーでいっぱいだった。

天川川合からはタクシーに運良く相乗りできた。
運転手が5年前と同じ人だった。
聞けば天川村にはタクシーが一台しかないとか。
よく喋る人で観光ガイドみたいに道中色々と案内してくれた。

9時半ハイクスタート。
まずは尾根を走る大峰奥駈道を目指して一気に高度を上げる。

妄想では新緑あふれる森だったんだけどまだまだ冬の様相。

大峰奥駈道に合流。
緩やかな尾根に大峰らしい風景が広がる。

所々、雪が残っているが凍っていないのでスリップする事はない。

弁天の森。
ブナの森をゆるゆると歩いて行く。
葉が茂ってると最高に気持ち良さそう。

途中で昼ご飯にしたが、
日帰りハイクの人がどんどん登ってきた。
こんなに混んでる大峰は初めて。

奥駈道には所々に像が建っている。
理源大師像。
結構いい顔をしていて癒される。

13時弥山テント場着。
弥山小屋の前も休憩のハイカーで大賑わい。

ここのテント場はフラットで見通しもかなりいい。
ふかふかの杉ゴケ。
触っても見ていても気持ちいい。
久しぶりに登場のVL-32。
外国人グループの隣に張らせてもらう。

ソロ用のVL-13が2張りも。

弥山と八経ヶ岳のコルの沢で水を補給。
沢に沿って急斜面を下って行くと音もなく湧いていた。

少し仮眠をして17時に夕飯。
野菜たっぷりの棒ラーメン。
生ものを持って行くにはぎりぎりの季節かもしれない。

そしてポーク卵。
エバニューのフライパンを買っていたので贅沢に焼き物を。

このフライパンはチタン製で超軽量なので持って行くのに躊躇しない。

食べ終えると急激に眠気が来た。
まだ明るいけど就寝。
他のテントの人も夕暮れ前には就寝。

Day2

4時起床。
曇っていてご来光は無理そう。
山上ヶ岳方面の山影は結構綺麗に見える。

朝食を済ませると八経ヶ岳山頂へ。
信仰の山なんだなあ。

山頂手前は結構な残雪。

6時半。
テント撤収後下山へ。
目指すは天の川温泉。
狼平まではトレイル保全のための?階段が永遠と続く。

狼平を過ぎるとふかふかの落ち葉に覆われたブナの森のトレイルが続く。
気持ちよすぎて無心で下る。
体の毒素が全て抜けていく気がする。

これで葉が芽吹いているとなあ。
新緑の頃にもう一度来よう。

山桜はちょうど満開。

高度を落とすとやっと葉が茂ってきた。
尾根のブナは6月下旬頃が新緑なのかな?

ずっと外国人グループと抜きつ抜かれつしつつ下りて来たのだが、
最後の最後に「私たち今どこに居ますか?」と聞かれた。
昨夜「オンセン」と何度も言ってたので温泉に入りたいんだろうな。
分岐が何度かあるので不安になったみたいだ。

11時下山。
温泉の後は天川村名物の豆腐を堪能。
山では何でも美味く感じるがこの豆腐は本当に美味かった。

最後は天河大弁財天社に参って〆。

西宮の我が家からだと3時間ほどで取り付ける山なので、
休みさえあれば頻繁に行けそうだ。

新緑と紅葉、
年に2回は行きたい山だ。

2 Responses

  1. ヨシコ

    天川村って奈良の天川ですか?
    友人かが今そちらに赴任中で遊びに行こうと思っているんですよ。また行かれるなら紹介します(笑)友人はさみしいみたいですが天川はいいところですね。

  2. マサキ セツ

    >ヨシコさん
    そうです奈良の天川村です。
    何度か行ってますがなかなかよい村ですよ。
    洞川の方は古い温泉旅館が軒を連ねていてよい雰囲気を醸し出しています。みたらい渓谷もかなりよいですよ。